大きなケヤキ並木に面した敷地に建つ交流サロンを持つ街なかの住宅。
京都や金沢の町家や料亭を訪れたときに感じる何気ない風情や佇まい。
そんな趣きを取り入れてデザインした建築です。
中庭を室内に取り込んだカウンター席のある会席空間。
時としてパーティー空間に変化する中庭とつながった外部収納空間。
中庭という曖昧で緩衝的な空間を軸として、オープンでありながら
隠れ家的でもある、という両面を持ったサロンが誕生します。
本住宅の冷暖房換気の方法は、屋根裏スペースを有効利用して空調機
械室とした「MaHAt(マッハ)システム」を採用しています。
今回も高断熱高気密の性能を持つ省エネルギー建築です。
2012年3月完成予定
MaHAtシステム → http://www.marushichi.co.jp/system.html/