磯部町の家は以下の3つの大きな特徴があります。

  1.とやま市産材(立山杉)を使っていること
  2.省エネ性能を高めた次世代環境住宅であること
  3.耐震性の高い構造レベルとなっていること

といっても、この3つのことは実は特別のことでも、大上段に振りかざすほどの
ことでもありません。長持ちして「資産となる」家をつくろうとするときには最低限
必要になることばかりです。(特に2と3は重要です)
以下にそれぞれの特徴を簡単にまとめたリーフレットを作りましたのでご覧下さい。


とやまの木を使う)→ page 1

なるべく「近くの山の木」を使いたいと思っています。
そうすることで「近くの山の木」を伐採し→その後にまた植林をするという林業の再
生産が活性化するからです。それが地元の森林の良質な保全を守り、またCO2を吸収
する森を育てることに多少ですが貢献できます。
 参考「私の森」 → http://watashinomori.jp/quiz/quiz.html

もっとも、木造住宅の土台や柱、梁など、どの場所にどの部材を使うのか、言うまで
もなくそれぞれの部位には適材適所というものがあります。何でも地産材が良いわけ
ではありません。そのことに留意しながら、しかし、できる限り近くの山の木材利用
を図りたいと思っています。

次世代環境住宅)→ page 2

冬暖かくて、夏涼しい家。
そして、少ないエネルギーでそんな家を実現すること。
薪ストーブが好きな人や床暖房がいい、コタツが好きなど、暖を採る手法は人それぞ
れ好みがあります。暖を採る手法は何であれ快適な住宅の熱環境を備えた家づくりの
基本は高い断熱性と気密性にあります。そのような建物の基本性能ともいうべき熱環
境を備え、多様な暖冷房の手法に対応した小エネルギーでの快適な家づくりを「次世
代環境住宅」と名付けて推進しています。

耐震性の重要さ)→ page 3

耐震性の高い建物とは、まずしっかりした地盤の上にのっていて、建物本体の耐震性
能も高いこと、この二つで決まります。
自宅となる木造住宅が建物重量を受け止める地耐力のある地盤に載っているのか、建
物そのもの(上部構造といいます)はどの程度の耐震性を保有しているのか。建築基
準法というのはその最低基準を示しているにすぎません。自宅となる木造住宅の耐震
性はどの程度のレベルにするのか、任意で選択することになるこの「耐震性能」にも
っと関心が向けばと思います。当事務所では積雪1.5mを考慮して「耐震等級2」のレ
ベル(長期優良住宅ではこのレベルの耐震性を求めています)の耐震性の高い住宅を
基本として構造設計を行っています。