街なかにある大きな芝生広場をもつ公園に面して、変形した角地をもつ敷地に、夫婦と子供のための家が完成しました。芝生広場側は開放感のある眺望が望めるのですが、一方で他人の視線も気になる。変形した敷地は建物を一般的な解でレイアウトをするだけでは意味のない無駄な部分ができそうで、敷地活用の妙が求められていると感じました。今回の計画で核となったアイデアは、この変形した角地を「敷地のヘソ」と位置づけ、小さな雑木林をつくるというという提案。この雑木林が敷地の景観を創り、建物に奥行きが付与され、周囲との調和のとれた関係を作ってくれるハズです。建築デザインとは景観デザインでもある、
ということを考えてみた計画でした。 |
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DATA 富山市 竣工:2009.5 構造:木造2階建 施工:近藤建設(株) |
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