外観

5月始動に向けて工事が続けられていた「開ヶ丘プロジェクト」 畑地として再整備された広大な農地丘陵の一画に27戸の田園住宅集落と240区画の市民農園、そしてそのカントリーライフをバックアップする施設として建築家の濱田修氏、水野敦氏そして私の三人が関わっていた建物が完成を迎えました。
ガーデニングなど実地のラーニングセンターとなる里山観察塔、市民農園利用者にとってのサポートセンターとして、また調理などの実習や講義をおこなう生活館、多目的な学習や交流の拠点となる交流館(古民家を再生した建物)の三つの建物群です。全国的にもめずらしい形のスローライフフィールド事業。 新鮮で新しい価値の芽がいくつも生まれて育っていくことを願っています。

 

DATA
所在地:富山市
竣工:2009.5
構造:木造
施工:近藤建設(株)タカノ建設(株)

とやまスローライフ・フィールド 
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